エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア)ちゃんのマスタークラス

 ロシアのエヴァ・ゲヴォルギヤンちゃんのマスタークラスを開講しました。

いつも書いていますが、エヴァちゃんとは10年前、イタリアのマスタークラスに生徒(北姉妹)が参加した時に出会いました。わずか11歳ながら、ショパンのエチュードを全曲サラサラ弾いていました。「天才少女だ」と思いました‼︎

イタリアのエッパン、ハイキングなどで有名な自然豊かな場所です。ブゾーニ国際コンクールはこの地域で開かれます。 これらは懐かしい写真です。北姉妹を挟んで真ん中にいるのがEvaちゃんです。

 さて、今年もエヴァちゃんが名古屋でコンサートがあるということで連絡を頂き、今回は初めてマスタークラスを開講することにしました。そもそもピアニストである彼女はレッスンは進んでしたがりません。彼女の練習の合間に数人だけ見て頂くという関係者のみのクローズドレッスンになりました。

そして、英語通訳は、イタリアで一緒した北向日葵ちゃんです。向日葵ちゃんは勉強していたウィーンから戻ったばかりです。

 レッスンですが、「弾いたことがない」と言っていたシューマンのクライスレリアーナも最初から細かい指導でびっくりしました❗️主に音色について多く言われました。ゆったりとした歌う曲、ソナタの2楽章などにレッスン時間の多くを割いていました。メロディ以外の内声も左手もよく歌って弾くことを話していました。変化はコントラストをはっきりと!

エヴァちゃんは本当に音色が多彩で、指が良く回ります。リストやショパンのエチュードも軽やかにものすごいテンポで弾いてしまいます。しかし、どこも歌心があり、コントロールされたテンポ、音量、バランスは素晴らしい。繊細な音とパワフルな音のギャップはすごいです。
男性的な音はどうやって出せるようになったのかと聞いてみました。そうしたら「とにかく指、関節を鍛えること。バシッと関節を出して手の形をしっかり固め、腕、肘は脱力する。肩から動かすイメージで。指のフォームを作るために小さい時は鉛筆を1と5の指で挟んでずっと持っていました。」と語っていました。全くフィンガートレーニングと同じです。私はトレーニングボードを1-5の指で持って手首をぶらぶらさせていた中高生時代を思い出しました。まずは指をしっかり作らないと大きな音が出ないのですね!いつも生徒達に「基礎が大切」と言っていますが、なるほどです!

彼女の美しい表情豊かな音色、コントラストをきかせた飽きさせない演奏。 名古屋では、9月6日(日)に宗次ホールでリサイタルがあります。テーマは『幻想』のようです。新しいCDも出されました。きっとコンサートでは販売と同時サイン会があると思います。私はコンサートに先駆けてCDを頂きました*\(^o^)/*


週末9月6日のコンサートは、きっと聴く人の期待を裏切らないでしょう。お時間のある方は是非お聴きください。 本当におすすめです‼︎‼︎ チケットはまだ残っているそうです。私も行きます!

マスタークラスの途中休憩はお気に入りのチョコレートケーキとフルーツで。音楽家と一緒に過ごすのんびりした時間は幸せです♡

週末のコンサートが楽しみです(^^)